中津川市の馬籠宿から長野県妻籠宿まで歩き、また馬籠宿まで歩いて戻ってきました。

馬籠宿とは

東京から長野を経由し京都までを結んだ江戸時代の街道が中山道
江戸からみて42番目が妻籠宿、43番目の宿場町が馬籠宿になります。
島崎藤村の夜明け前に出てくる「木曽路は全て山の中である」の木曽路も中山道の一部。

馬籠宿スタート

今回は蜜を避けるため、朝の7時半に馬籠宿駐車場を出発しました。
流石にこの時間は地域の方以外に誰もいませんでしたが、戻ってきた11:00前には駐車場もいっぱいでにぎわっていました。

この地出身の文豪島崎藤村の資料館や「この木を1つ切れば首1つが飛ぶ」と言われた「木曽5木」も並んでいます。
「夜明け前」青空文庫(著作権切れの本が無料で読める)にもあるので少し読んでおくとまた一段と雰囲気が味わえます。

街中を抜けて開けたところにあるのがこの展望台。
左手に見える大きな山が恵那山です。
「木曽路は全て山の中である」が浮かんできます。

中山道歩き

展望台を過ぎてからはは石畳や土の上をどんどん登っていきます。
馬籠宿から妻籠宿まで、序盤の馬籠峠まではずっと急な登り→そこからずっとゆるいくだりがメインです。
靴はもちろん、服装や持ち物などの準備は万全に。

山の中なので熊が出る可能性もあり、熊鈴もちょくちょく出てきます。
歩きながら遠慮なく鳴らしてもOKなやつ。

馬籠峠頂上と峠の茶屋

\頂上です/
峠の茶屋での1枚。
ここまできたら後は下るだけ。

写真は妻籠宿から戻ってきた時の1枚です。
(11:00くらいからのオープンのため、朝早く馬籠を出発すると時間的に閉まってます)
そして欲張って五平餅と甘酒を頼んだら食べ過ぎました…。
五平餅は2018年の朝ドラ「半分、青い」でも有名になりましたね。
この馬籠峠の馬籠側に少しくだった所には「標高777m」の看板もあります。

一石栃立場茶屋の無料休憩所

ここも馬籠~妻籠間の名所のひとつ。
無料の休憩所で、日中は案内の方もいるので色々とお話を聞くことができます。

夫婦滝

中盤も過ぎてもう少し…の前にあるのがこの夫婦滝
中山道からは分岐していますが、また道は合流するので余裕があれば寄りたいスポット。
特にここを抜けるとほぼ日影がないため、ひと踏ん張り前のひと休み地点としても。
夏場は涼しくて最高です。

牛頭観音

この馬籠~妻籠間のハイライトのひとつであり、終盤のヒザにとどめを刺しにくるのがこの急カーブ。
昔は本当に牛車が通ったのかと思えるほど。
実際ここには全国的にも珍しい牛の頭の観音さまが祀られています。
(一般的には牛の頭が多い)

終盤での急な下りなので気をつけて…。

妻籠宿

そうこうしてるうちに妻籠宿到着。
同じ宿場街でも、峠ひとつ越えただけでかなり違いますね。
ちなみにここ妻籠宿、昭和期に全国的に行われた江戸時代の街なみへの復元・保存工事を先駆けた場所でもあるそうです。

今回はこちらでひと休み。
去年の7月にオープンしたばかりの好日珈琲さんのガレットとコーヒー。
妻籠宿内では珍しく洋風のお店なのに街道からは溶け込んでいて、味も最高で、なかなか素敵なお店でした。
(そしてここから怒涛のゆるい登り逆と馬籠宿へ向かってUターン)

今回は寄りませんでしたが、2017年の大河ドラマ真田丸のファンは妻籠宿脇本陣奥谷にも注目です。
この窓からの光が実はオープニング映像でも使われているのです。
(光の差し方は冬が一番きれいに見えます)

馬籠宿~妻籠宿メモ

・距離と時間
片道約8kmの2~3時間。
中山道を縫うように車道が走り、バス停もあるので体力に応じて乗車するのもいいかもしれません。
トイレも定期的にあります。

・季節
夏は結構暑く日向も多いため、秋や春が一番かなと思います。
歩ける人なら意外と冬も楽しい。
ただし宿場町は冬季休業してることもあり、石畳も滑ります。

最後に

この馬籠宿、妻籠宿も世界的なコロナの影響を受けてはいたものの、この秋ころには徐々に観光客の方々が戻ってきていたようです。
この日は中学生の社会見学っぽい集団もみえました。

こういった場所は人の出入りにストレートに影響を受けています。
もちろん安全優先ではありますが、お店も文化も、多方面に守られていくといいなと思いました。