中津川市のお城といえば苗木城です。

が、あくまでそれは代表格。
コアな史跡・城址好き注目のお城も点在しています。
(あくまでコア向け。石垣どころか下手したら整備どころか看板すら無い藪の中とかの方)

中津川市の場合、コア向け代表格のひとつが阿木城と阿寺城。
どちらもよりディープに歴史を歩きたい方には遅かれ早かれ耳に入る名前です。

その阿寺城から地図的には南、根ノ上高原へ少しだけ登った地点に「猿ガ城」の看板があります。

これが本当に謎スポット。
写真の形状の看板はこの車道のあちこちで「豆落とし」「三の沢」などの地名を伝えているので何かしらの謂れがあるはずです。
が、「城」と付くのに一切の由来が不明。
図書館で色んな資料を調べても名前すら出てこず、市役所の地域観光課にも実は問い合わせたけどやっぱり不明という謎スポット。

とりま1回行ってみよう!と踏み込んでみました。

看板の向こうは林とはいえキレイに間伐。
この手のコア層向け城址は場合によっては藪をかき分けることもあるのでこれはありがたい。
(降りていくと路上から投げるには遠い地点にペットボトルなどが落ちていたので誰かしら散策した形跡はありそう)

某所でいただいた地形図と予測。
ディープな方々で2020年から流行ってる赤色立体地図。
これで地形や人の手が加わった痕跡を探すのが去年からごく一部で大ブームなのです。
1の地点が猿ガ城の推定値。
2は横堀という溝を使った防御機構…かな?ということらしいです。
地形図的に登山用ブーツのみで降りられるのはその辺りまで(実際そうだった)。
なのでまずは1まで降りてからの散策という工程。

というわけで、まずは猿ガ城推定値にて。
ある程度のスペースはあります。
「お城!」というより臨時の砦や戦の際に農民たちが逃げ込むようの場所にも思えます。
ちなみに恵那市には後者のために造られた「馬隠し砦」が残っています。それに似てる。

少し降りて横堀と思われる地点へ。
横堀というと凹型の形状になりますが、これは段々になってるので切岸と呼ばれる形状に近いかな…?
ただ本当に由来の不明な場所で、たまたまこうなってる可能性もなくはない。

そういえば猿ガ城推定値には思わせぶりな「境界」の石柱が横たわっていました。
ド真ん中過ぎて恐らく何かあったんだろうな…とは思えるけど看板などはないのでやっぱり不明。

ちなみに地図ではこの地点からすぐ北に阿寺城址もあります。
一部では有名ですが、実はまだ未踏。
こちらもまた機を見て攻めてみたいと思います。