息子が幼稚園に入る前なので2、3歳の頃だったと思います。
私の実父が母から預かった荷物を届けに来るという連絡が入りました。
実家は少し遠いので、荷物は郵送でも良いのですが、それは口実でやっぱりおじいちゃん、孫の顔を見に来たいのです。
息子も、時々しか会えないけれどすごくかわいがってくれるジージが大好きなので、何日も前からその日を楽しみにしているようです。
約束の当日、お友達との外遊びを早めに切り上げて帰宅し、ジージを迎えるための準備を始めました。
少し部屋を片付けて、座卓を綺麗に拭いていると息子が「ジージにどーぞは?」と言い出しました。
私は意味が分からずしばらく考え込んでいると、息子が座卓の前の床をトントンと手で叩き「ジージにどーぞでしょ!」と言うのです。
私の顔を見ながら何度も床を叩く息子を見ているうちにやっとわかりました!
「コレ?」と言いながら押し入れから座布団を出すと、息子は満面の笑みでうなずきました。
以前、お客様が来た時に座布団を「どうぞ」と勧めたのを覚えていたようです。
息子にとってジージは大切なお客様のようです。
それにしても子供は大人のやることをよく見ているなと、感心したかわいい出来事でした。
編集部から一言
おじい様は大切なお客様なのですね(#^.^#)とってもかわいい、関心するお話でした。
子供って見ていないようで大人たちのやっていることをよく見ているんですよね(笑)
ジージもきっと孫から歓迎されてうれしかったでしょうね。
おじい様思いのかわいいエピソードをありがとうございました(*´ω`*)
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