子供がヨチヨチと歩くようになってからは、家の中でも好きな場所をウロウロとするように…。
大人しく遊んでくれているといいのですが、食事の準備や調理中などは、まとわりつかれると作業がはかどりませんし、子供にとっては危険。
私の娘も、かまって欲しいのはわかりますが、調理中の時に限って邪魔をしにくる時期がありました。
ある日の事、『今は危ないからお部屋で遊んでいてね!』と言っても私の傍から離れません。
あまりにも私の傍から離れないので、あきらめることに…。
その日、夕食用に買ってきたカニを“喜ぶかな?”と思い、『ほら、カニさんがこんにちはって言ってるよ~!』と、カニの顔を娘の方に向けると…。
『いやー!嫌い!』と、大泣きしてカニに向かって『あっち行って!』と怒ってしまいました。
そして、カニを睨みつけながら少しずつ後ずさりして、自分の部屋からこちらの様子をうかがっていました。
カニがよほど怖かったのでしょう…
初めてのカニとの対面は娘にとって散々なものになってしまいました(´Д`)
しかし、私にとっては今までのわずらわしさから解放され、料理に集中でき…(笑)
『あれ?カニさん嫌いなの?こんにちはって言ってるのに?』と、相変わらずカニの顔を娘の方に向けて娘の相手をしながら、その間にせっせと夕食の準備。
娘は泣きながらこちらを睨みつけるばかりで、寄ってくる気配もありません。
その結果、料理はスムーズに終える事ができたのですが、心配は夕食の時間でした。
カニをみてまた泣き出すのではないかと…。
しかし、茹でたカニをそのまま食卓に出したのですが、少し食べると美味しかったのか、何度もカニをつついてもっと食べたいと催促していました。
さっきのあの大泣きはなんだったのか(汗)
やっぱり、美味しいものは何よりも勝るということなのか、と思った出来事でした。
そして、娘の初めてのカニとの思い出は、美味しい思い出になってくれました(´艸`*)
編集部から一言
カニおいしいですよね!
娘さんがカニ嫌いにならなくてよかったです(´艸`*)
夕食の準備は、小さいお子さんがいるお家だと邪魔になるだけでなく、危険もあるから、気が休まりませんよね(´Д`)
揚げ物やお鍋のお湯、包丁も手が届くところにはしまえない時期がありました。
自宅は手の届かないところにしまっているのですが、どこのお家もシンクの下の扉の内側にホルダーが付いており、なんでこんなところに包丁入れるとこがついているんだ!と何度も思ったものです(; ・`д・´)
ちょうど子供が開けたくなる高さなのですよね…(汗)
今では、そういう心配もなくなりましたが、そのかわりに心配の種は兄弟げんか。
わが子が小さかった頃を思い出すエピソードでした。
ありがとうございました(*´ω`*)
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