中津川センターロータリークラブ

第48期 クラブテーマは、

「不易流行」

~ロータリークラブのニューノーマルとは~

それでは、2021-2022年度の中津川センターロータリークラブの会長を務めます、赤座 薫会長のご挨拶をご覧ください。

挨拶 第48期 会長 赤座 薫

48年度会長 赤座 薫

2021-22年度のRI会長はインドの西ベンガル州出身のシェカール・メータ氏です。会計士であり不動産開発会社のディレクターでもあります。災害救援に熱心に携わり、2004年のインド洋大津波の際には被災した家族に500戸近い家屋の建築を支援されたとのこと、メータ氏の信条は「超我の奉仕」であります。

クラブテーマ講演を行ったのは2021年2月1日でした。インドではコロナ禍は収束したと考えられていた時期です。しかし、今まさに世界最大のコロナ禍に見舞われているインド、メータ氏はどのような活動をされているのでしょう。

また、メータ氏はバーナード・ショーの言葉。「存在するものだけを見て、《なぜそうなのか》と考える人もいる。しかし私は、いまだかつて存在しないものを夢見て、《なぜそうでないのか》と考える」にインスピレーションを受けたとのこと。

私自身は、やはりバーナード・ショーの「人の最大の罪は、彼らを憎むことではなく、無関心であることだ。これこそ非人間性の本質である。」にインスピレーションを受け日々の仕事に携わっています。

さて、RI2630地区ガバナーの浦田幸一氏は地区方針として「つねに超我の奉仕を胸に」と掲げられました。この精神は、新自由主義に毒された世界を見直し、ステイクホルダー資本主義にシフトして行こうという考え方と非常にマッチしており、先義後利、利他の精神、奉仕の精神といった我々日本のロータリーの在り方になじむものであると言及されています。

当クラブでもこれら超我の奉仕を基軸にこの一年の航海に出帆しようと考えております。

しかしこの2年に渡るコロナ禍で幾度となく、クラブ活動を中止せざる得ない状況が続いてきました。今期も少なくとも今年中はコロナとの戦いの中でクラブ活動を行っていかなければなりません。

松尾芭蕉には「不易流行」という理念があります。いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものを取り入れていくこと。

また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。「不易」はいつまでも変わらない事。「流行」は時代々々に応じて変化する事。

クラブ活動を持続させることを「不易」とするならば、リモートなどを活用してしくことは「流行」ととらえることができるのでしょう。

コロナ禍がRIにとってDXのチャンスと捉えるとすれば、「不易流行」の精神を以って、コロナ禍と戦い、クラブ活動を継続することを今年度の目標にしたいと考えます。

中津川センターロータリークラブ概要

創 立 1975年2月22日(日)
RI承認 1975年3月18日
特別代表 林 安二郎 氏
スポンサークラブ 中津川ロータリークラブ
チャーターナイト 1976年4月18日
地 区 第2630地区 岐阜東濃グループ
姉妹クラブ 第3490地区新荘扶輪社
1977年(昭和52年)5月10日締結
所在地 岐阜県中津川市かやの木町1-20
事務局 中津川商工会議所3階
TEL 0573-66-7301
FAX 0573-65-6960
テリトリー 周辺地域
例会日 毎週月曜日 12:30~13:30
例会場 中津川商工会議所3階 会議室
理事会 毎月第3例会日の例会前に開催
その他、臨時理事会を必要に応じ開催
年次総会 12月第1例会に開催
会員の状況 チャーターメンバー 37名
正会員  55名
名誉会員 2名

ロータリーのモットー
Rotary Mottoes

”Service Above Self”
(超我の奉仕)

”One Profits Most Who Serves Best”
(最もよく奉仕する者、最も多く報いられる)

四つのテスト
言行はこれにてらしてから

  1. 真実かどうか
  2. みんなに公平かどうか
  3. 好意と友情を深めるか
  4. みんなのためになるかどうか

ロータリーの目的
The Object of Rotary

ロータリーの目的は、意義ある事業の基盤として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の事項を奨励することにある。

  1. 第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること。
  2. 第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものとすること。
  3. 第3 ロータリアン一人一人が、個人として、事業及び社会性活において、日々、奉仕の理念を実践すること。
  4. 第4 奉仕の理想で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。

ロータリーの行動規範
ロータリアンとして私は以下のように行動する。

  1. 個人として、また事業において、高潔さと高い倫理基準を持って行動する。
  2. 取引の全てにおいて公正に努め、相手とその職業に対して尊重の念をもって接する。
  3. ロータリーやほかのロータリアンの評判を落とすような言動は避ける。